耳をすませば その後 小説 [最先端]
”耳をすませば” は、良作のエンタテイメントである。
その後の話題や、原作への興味、結婚についてのリアリティ、
マンガ、小説が素晴らしい!!
”耳をすませば”という作品があったから、
宮崎駿の今年の作品、風立ちぬがうまれたと言っても過言ではないはず。
その後の話題がつきない”耳をすませば”ですが、
耳をすませばの結婚に対するストレートさが、凄く良いのに、
波紋が広がっているのです。
ネット掲示板に、
”耳をすませば”観なかった方が良かったとする意見、
それも、
「死にたい」
「俺の青春返して」
などとネガティブな書き込みが続出しているのです。
「どうしてこうなった」
「大丈夫か」
と心配する声が上がっており、
その現象を、耳をすませば症候群というらしい。
耳をすませば症候群
映画の中で、主人公の雫と聖司が結婚まで約束してしまうのだが、
現実社会でこんな青春を経験できる中学生はほとんどいない。
だからこそ、夢があっていいのだが・・・・・
それにもかかわらず、耳をすませば症候群
「俺たちは老いた」
「こんな青春あかんわ…」
「俺の人生つまんね…」
「何やってんだろ、俺…」と、二度と戻らない青春時代を嘆く声が次々と書き込まれているのです。
いや、ゲームばかりやっているからだろ!!
と冷たい意見は、今回は酷過ぎるのかもしれません。
耳をすませば症候群
「見なきゃよかった」
「だから見るなって言っただろ」
と互いを慰め合う書き込みもあったのです。
そういうやり取りが、君たちのコミュニケーションでは、
実は、耳をすませばの世界を望んでいるのかと、疑うようなコメントだ!!
耳をすませば症候群になっている方々ですが、
驚いた事に、多くが映画公開後の90年代後半に中高生だった、
30歳前後から30代半ば付近の男性とみられています。
夢と恋愛にまっすぐな作中の登場人物を見て、
現実の自分と比較して、現実逃避したくなっているようです。
30~35歳の男性の未婚率が47%を突破した今、
「耳をすませば症候群」の
“患者”は今後も重症化していく可能性が高いとメディアが伝えていますが、
そんな患者にこそ、
宮崎駿の次回作、風立ちぬを観ろと言いたい!!
風立ちぬは、今のデフレ時代より、もっともっと苦しかった時代、
ひたむきに生きる一人の男性の実在の話です。
既に、映画館では5分ほどの特別予告映像が流れていますが、
悲しく切なく、それでも生きる男の姿が描かれている。
今現実逃避している、耳をすませば症候群の方には、
刺激が強すぎるかも知れないが、
間違いなく、勇気をもらえる作品、
もしかしたら、宮崎駿最後の作品になるかもしれない、
風立ちぬ!!
これは、耳をすませば症候群いってる場合ではない、
風立ちぬを観て、現実と向き合う強さを手に入れて欲しいものである。
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